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2019年9月29日日曜日

政権与党や為政者あるいは政策の変更に左右されずに正確なデータを供給できる統計機関が必要

…でも選挙によって政治家が選ばれる民主主義国家では、やはり最終的に同じ要素が重要になってくる。それは政治的に独立していて、政権与党や為政者、あるいは政策の変更に左右されずに正確なデータを供給できる、統計機関の存在です。透明性が高くて信頼できるデータに、国民がいかにアクセスできるような状況を作っていくか。これは今後の日本にとっても、鍵となるのではないでしょうか。(BUNGEISHUNJU 2019.9 P.287)

2017年3月19日日曜日

2030 Agenda Goal 4. Quality Education : Ensure inclusive and equitable quality education and promote lifelong learning opportunities for all

「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030 Agenda) は、2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として採択されました。

Goal No.4は、Ensure inclusive and equitable quality education and promote lifelong learning opportunities for all. 「質の高い教育をみんなに。すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。」です。

学問したいと思う人々が増え、教育を受けたいという人々にその機会を提供できるようになったなら、人々の気持ちがそれだけ穏やかになっている証拠だと思います。なぜなら、学問は静かに行うものであり、争い・喧噪・対立・差別・憎しみ・怒り・悲しみ・苦しみなどの感情が、ほんの少しの間かもしれないけれど静まる、と思うからです。

2017年3月11日土曜日

2030 Agenda Goal 3. Ensure healthy lives and promote well-being for all at all ages

「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030 Agenda) は、2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として採択されました。

Goal No.3は、Ensure healthy lives and promote well-being for all at all ages 「すべての人に健康と福祉を。 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する 」です。

人にとって健康に生活することは幸せなことの一つです。幸せに生きることを可能にする安定した生活環境が、すべての人々に提供されるには、どうしたらよいのでしょうか。

2017年3月10日金曜日

2030 Agenda Goal 2. End hunger, achieve food security and improved nutrition and promote sustainable agriculture

「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030 Agenda) は、2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として採択されました。Goal No.2は、End hunger, achieve food security and improved nutrition and promote sustainable agriculture 「飢餓をゼロに。飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」です。飢餓とはどのような状況で、どのような原因で生じるのでしょうか。また飢餓はその先に何を生み出すのでしょうか。飢餓を終わらせるために、どのような方法があるのでしょうか。

2017年3月5日日曜日

2030 Agenda Goal 1. End poverty in all its forms everywhere

  「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030 Agenda) は、2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として採択されました。Goal No.1は、「貧困をなくそう」。 何から始めればいいのでしょうか? 何から始めることができるかは、人それぞれですが、No Poverty を私たちの目標のひとつに掲げていることを知ることが、始まりの始まりなのだと思います。

2017年2月28日火曜日

大学とは何か?

『大学とは何か』(吉見俊哉、岩波新書)によると大学の起源は、中世ヨーロッパの諸都市に生まれた学生による「組合」だそうだ。それは、移動民をメディアとした知的ネットワークの結節点に生まれ、都市支配層や地主、皇帝や教皇権力を相対化する「移動の自由」をその本質としていた。(文藝春秋 2017年3月号 p.83)

2017年2月25日土曜日

文化庁の京都移転を契機に、文化と観光、伝統産業を繋ぎ、日本中の伝統産業を元気に

『~ 文化と言うものを、これまでのような「贅沢品だ」とか「趣味のものだ」というような捉え方ではなく、観光戦略の中で、経済活性化の柱として、きちんと位置づけないといけませんね。

文化は経済活動の中心のひとつです。

ところが、いま経済原理と文化がかけ離れてしまっている。

かつて織物や染物などの伝統産業はドル箱でもありましたが、今やその多くは、日本の伝統を守るために支援しないといけない状況です。

文化庁の京都移転を契機に、文化と観光、伝統産業を繋ぎ、日本中の伝統産業を元気にしなければなりません。 ~』

(文藝春秋 2017年3月号 文化で日本を豊かに〜京都の役割〜)

2017年2月23日木曜日

Agenda 2030

今、世界のビジネスシーンでは「2030アジェンダ」の話題で持ち切りです。2030年までに世界からどうやって貧困をなくすのか、といった野心的なプランですが、日本ではほとんど知られていない。(文藝春秋2017年2月号 p.181-182)

2016年8月21日日曜日

関ケ原

「会見がおわり、使者たちは二ノ丸の宿舎にひきあげたあと、景勝と兼続は茶室に席をうつし、主従水入らずで茶を楽しんだ。 茶室でふたりが茶を喫しているあいだ、先刻の使者についての話題はどちらもいっさい口にせず、菓子の話だけが出た。 松風という京菓子である。 その菓子が、茶菓子として出ている。」(司馬遼太郎 『関ケ原』) 文藝春秋2016年8月号 名作 名食より

2016年3月26日土曜日

ビジネスとは何か?

ビジネスとは何か?
とてもシンプルなことです。
求める人と与える人のエコシステム(生態系)。
これが、ビジネスの本質です。
お腹が空いた人に、おいしい料理を出す。
冬の寒い日に、あたたかい衣服を差し出す。
手持ちぶさたな人に、手軽なゲームを提供する。
どんなことでもいい。 人が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。 それが、ビジネスのたったひとつの原則だと思うのです。(『シンプルに考える』 森川亮さん著、P.028)

2016年3月13日日曜日

相場の極意書『三猿金泉録』に通ずる「付かず離れず」の境地

松辰は能楽が好きである。小春日和の日曜日の朝、くつろいで新聞を読んでいて梅若萬三郎の言葉が目に止まった。「謡曲は謡うて謡わず、謡わずして謡う。舞は、舞うて舞わず、舞わずして舞う」。松辰はこれだ、と思わずひざをたたいた。「ソロバンは持って持たず、持たずして持ち、相場の足には、付いて付かず、付かずしてつく」・・・ この「付かず、離れず」の境地こそ、相場の極意書『三猿金泉録』の「理と非との、中に籠れる理外の理、米の高下の源と知れ」と通じるものだと、松辰は強調している。(『相場師奇聞』P.26-27より 相場師奇聞 兜町の魔術師天一坊からウォール街の帝王モルガンまで

2016年2月21日日曜日

古代ローマの消費税

古代のローマの消費税と言えば売上税と関税がプラスした率になるが、帝国の首都ローマでのそれが6パーセントでも、国境に沿って連なる軍事基地のある地方は、最高でも3パーセントだった。

理由は、蛮族という仮想敵への最前線に位置することと、それへの対応策である軍事基地があることへの補償、であるのはもちろんだが、それだけではない。

ローマの軍団基地は必要な物資を周辺地域から購入することを義務づけられていたので、消費税を低く押さえることによって、その地域へのヒトとカネの導入を狙った策でもあったのだ。

BUNGEISHUNJU 2016.3, P92-93 文藝春秋2016年3月号[雑誌]

2016年2月13日土曜日

敵は、恐怖心それ自体にある。(フランクリン・ルーズベルト大統領)

U2は昨年12月6、7の両日、パリでコンサートを開いた。

もともと11月14、15の両日、開催の予定だったが、その前日のISテロ事件で急遽、キャンセルした。

テロは、コンサート・ホール、バタクランで米国のバンド、EODM(イーグルズ・オブ・デス・メタル)の演奏中に起こった。

U2は、恐怖のさめやらぬ3週間後再び、パリで興行した。その際、EODMを招待し、演奏の最後に彼らと一緒にパティ・スミスのPeople Have the Powerを歌った。

U2はアイルランドのバンドである。ここは長い間、アイルランド共和軍(IRA)のテロに苛まれた。リードボーカルのボノ自身、14歳の時、33人の犠牲者を出したダブリンのテロの現場に居合わせたトラウマを引きずっている。

ボノはニューヨーク・タイムズの質問に、次のように答えている。

「テロリズムは人々が恐怖に駆られることを前提にしている。僕たちは絶対にそうはさせない。だから、ロックン・ロールをやる。ロックは生を楽しみ、挑むことを喜びとするからだ」

「化け物をやっつけるために自ら化け物になってはいけない、とアイルランドでは互いに言い聞かせている」

(BUNGEISHUNJU 2016.2, p223)文藝春秋 2016年 02 月号 [雑誌]

2015年10月3日土曜日

S-SBR

S-SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)を使用したタイヤは走行時に路面の抵抗が減少し、燃費改善につながる。(日本経済新聞 2015年10月2日の朝刊より)

2015年9月27日日曜日

『スーパージェネリック』カテゴリー新設で認可ハードルを低くすべき ~ P-THP

正式名称は「P-THP」。Pはポリマー(高分子物質)で、THPはピラルビシンという抗がん剤である。ピラルビシンは、1988年に発売された古い抗がん剤。つまりP-THPとは、ポリマーにピラルビシンを結合させたものた。(BUNGEISHUNJU 2015.10 p324)
P-THP療法を受けた患者からの聞き取りと、D医師への取材から、およそ次のようにいえると思う。(一)SさんやBさんのように、ステージⅣでも予後を極端に伸ばしている人は、抗がん剤が初めての人に多い。おそらく薬剤耐性ができていないからだろう。逆に何度も抗がん剤を受けた人は治療効果は低い。(二)がんの種類(部位)によってP-THPの効果にばらつきがあるが、前立腺がんには特によく効く。(三)P-THPを5回以上受ける体力のある人の予後は確実に伸びる。(BUNGEISHUNJU 2015.10 p330)
P-THPの今後の課題は、効くがん種と効かないがん種をハッキリさせることだろう。それにはしっかりした臨床試験が必要だが、P-THPを製造したいという製薬会社が現れないという。なぜなのか。「理由は簡単です。儲からないからです」と前田教授は断言する。P-THPにつかわれているピラルビシンすでに特許が切れ、ジェネリック薬で薬価が決まっている。だが、高分子を付けると別の薬をいう扱いになるためもう一度治験をしなければならない。… 「治験のためフェーズⅠで30人~40人集めると10億円。トータルで数百億円かかるのが普通です。そんな大金をかけたら、P-THPの薬価を上げて回収するしかありません。私は、コストをかけずに普遍性のある薬剤を生み出すことが重要だと思っていますから、そういった話に乗るわけにはいかない」… 前田教授はこんな提案をしている。「既存の薬剤に付加価値を付けた場合はすでに安全性は認められているのだから、『スーパージェネリック』という新しいカテゴリーを作って認可のハードルを低くすべきです。経費を大幅にカットできます」
日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬという。このまま抗がん剤が高額化していったら、日本の医療は確実に破たんする。国民皆保険で気づかないが、高額医療はすべて税金など公的資金でまかなわれているのだ。(BUNGEISHUNJU 2015.20 p333)文藝春秋 2015年 10 月号 [雑誌]

2015年9月21日月曜日

ソニーが独自開発した非接触ICカード技術「FeliCa(フェリカ)」

…いまや誰もが当たり前のように享受する、この利便性は「Suica(スイカ)」(JR東日本)や「PASMO(パスモ)」(首都圏の鉄道事業者及びバス事業者)に代表される電子乗車券と電子マネー機能を合わせ持った非接触ICカードがもたらしたものである。また電子マネー専用カードとして「楽天Edy(エディ)」や「nanaco(ナナコ)」「WAON(ワオン)」など流通系のカードも揃っている。主要な電子マネーが出揃った2007年は「電子マネー元年」と呼ばれたものだ。しかしそれらがすべて、ソニーが独自開発した非接触ICカード技術「FeliCa(フェリカ)」で作られていることは、あまり知られていない。(BUNGEISHUNJU 2015.10 p290)文藝春秋 2015年 10 月号 [雑誌]

2015年9月5日土曜日

社会に出た女性が子供を産み育てやすい環境を作ることが重要

「歴史人口学の観点からヒントになるのが、江戸時代後期に人口減少に悩んだ藩が、一人ひとりの妊婦や母親の生活実態に合わせた支援を行い、出生率向上に結び付けたという取り組みです。飢饉などによって、奥羽地方や北関東地方では当時、人口が激減していました。そうした中、奥州二本松藩が 《赤子養育仕法》という制度を策定します。江戸時代の日本は、町村ごとに毎年 《宗門人別改帳》という民衆調査のための台帳が作成されていました。これは、住民の信仰状況を記述したもので、ある年に誰それが住んでいるという普段の状況も書き記されていたため、事実上の戸籍としても機能していた。二本松藩の場合、純然たる人口調査である 《人別改帳》が毎年、町や村を単位に作成されていました。この人別改帳を基にして、妊娠の有無や出産後の経緯を調べ、それぞれの状況に応じてきめ細かく出産時の養育費用を給付したのです。財源は商人から集めた運上金の利息を用いて、藩の財政とは切り離して支給していました。商人たちに、人口が増えれば結果としてお客さんが増えるから、自分たちも先々儲かるという見通しがあったかどうかは分かりませんが、この赤子養育仕法が効を奏したのか、幕末期には出生率が向上し、人口も増大基調に向かったのです。この二本松藩のアイデアは、今の日本社会の少子化対策にも応用できるのではないでしょうか。子どもを産み、育てる女性にどれだけきめ細かな支援ができるのか、それが政府に最も求められていることです。」(BUNGEISHUNJU 2015.9 p474, 速水融著『日本の人口減少 ちっとも怖くない』より)文藝春秋 2015年 09 月号 [雑誌]

統計データリンク集R

(日本)財務省貿易統計 Trade Statistics of Japan

(米国)雇用統計 Current Employment Statistics

感想=あらゆることが不安だ。(『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介著)

「あらゆることが不安だ。」(『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介著 BUNGEISHUNJU 2015.9 p460)という所が一番印象に残りました。「しかし、少なくとも今の自分には、昼も夜もない白い地獄の中で闘い続ける力が備わっている。」 そう、確かにそんな気もする。たぶん幻想の一部なのだとは思いますが。文藝春秋 2015年 09 月号 [雑誌]

2015年9月1日火曜日

『火花』を読み始めて、最初にくすっと笑った箇所

インコに「悔しくないんか?」などと言われたら、少しだけ羽を燃やしたくなるかもしれない。(又吉直樹著『火花』、BUNGEISHUNJU 2015.9 p318より)文藝春秋 2015年 09 月号 [雑誌]

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