2015年5月30日土曜日

万葉集 巻十九•四二七四

天にはも 五百つ綱延ふ 万代に 国知らさむと 五百つ綱延ふ 
 
式部卿石川年足朝
 
(天上には無数の綱が張られている。天皇が万代に永遠に国をお治めになるようにと、無数の綱が張られていることよ)

万葉集 巻一の八

額田王の歌
 
熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかないぬ 今は漕ぎ出でな
 
(訳熟田津で船に乗ろうと月を待っていると、月も出、潮の具合もちょうどよくなった。さあ、今こそ漕ぎ出そう。)

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