2016年3月27日日曜日

熱くなっている頭を冷やす

とりあえず休む。
実を言えば、このコツは軍隊時代に得たものである。行軍する時、休みもなしに強行軍すれば、兵はバタバタ倒れる。たとえ、5分、10分といえども、小休止をとりさえすれば、そんなことはおこらない。「買う」「売る」「休む」である。アメリカのウォール街でも同じことが格言として言われているという。
「休む」、この時が肝心である。熱くなっている頭を冷やすのである。(『そろばん (PanRolling Library)
』 山崎種二)

2016年3月26日土曜日

ビジネスとは何か?

ビジネスとは何か?
とてもシンプルなことです。
求める人と与える人のエコシステム(生態系)。
これが、ビジネスの本質です。
お腹が空いた人に、おいしい料理を出す。
冬の寒い日に、あたたかい衣服を差し出す。
手持ちぶさたな人に、手軽なゲームを提供する。
どんなことでもいい。 人が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。 それが、ビジネスのたったひとつの原則だと思うのです。(『シンプルに考える』 森川亮さん著、P.028)

2016年3月13日日曜日

相場の極意書『三猿金泉録』に通ずる「付かず離れず」の境地

松辰は能楽が好きである。小春日和の日曜日の朝、くつろいで新聞を読んでいて梅若萬三郎の言葉が目に止まった。「謡曲は謡うて謡わず、謡わずして謡う。舞は、舞うて舞わず、舞わずして舞う」。松辰はこれだ、と思わずひざをたたいた。「ソロバンは持って持たず、持たずして持ち、相場の足には、付いて付かず、付かずしてつく」・・・ この「付かず、離れず」の境地こそ、相場の極意書『三猿金泉録』の「理と非との、中に籠れる理外の理、米の高下の源と知れ」と通じるものだと、松辰は強調している。(『相場師奇聞』P.26-27より 相場師奇聞 兜町の魔術師天一坊からウォール街の帝王モルガンまで

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