2014年5月29日木曜日

Two ways influencing someone's behavior

Two ways influencing someone's behavior are as follows; 1. Antecedent, 2. Consequence.

(1) あらゆる経営管理は、最後は行動管理に行き着きます。(オーブリー・C・ダニエルズさんより)

(2) 行動に影響を与える2つの方法は①先行要因(Antecedents)と②結果(Consequence)です。

(3) 先行要因は行動を開始させるもの。結果は行動を継続させる、もしくは、行動を阻止するものです。

(4) 結果のタイプとしては次の4つがあります。
・正の強化(ニンジン)
・罰(鞭)
・消去(無視すればそのうち止む)
・負の強化(こうしなさい。さもなくば・・・)

(5) 上記の結果の4タイプのうちで、最も効果的なのは、正の強化(Positive reinforcement)であるといわれています。

2014年5月20日火曜日

1995 & 2002 precedents in Japan about internal control

BOD's Duty under the precedents in Japan (1995 & 2002) are as follows; 1995 Due care and fiduciary duty. 2002 Maintaining effectiveness of internal control.

日本における取締役の内部統制の構築等の義務に関しては、1995年と2002年に取締役の善管注意義務・忠実義務についての重要な判例がでました。1995年の大和銀行ニューヨーク支店巨額損失事件の判例で、内部統制の構築や監視が取締役会の善管注意義務および忠実義務の一部を構成することが確立しました。また2002年の神戸製鋼所株主代表訴訟事件では、経営陣が整備する内部統制は実効性を伴うものである必要があることが判例上で示されました。

2014年5月19日月曜日

Excellent management's thinking


Excellent management places him/herself in the customer's point of view.
経営者の重要な仕事のひとつは、常にお客様の立場に身を置いて、現場に注文を出すこと。自分が最初の客になるわけです。いつも社員に言うのですが、「お客様のために」というのは自分の目線です。「お客様の立場で」考える習慣こそ必要なんです。(セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEO 鈴木敏文さん, BUNGEISHUNJU 2014.6 p.150より)


2014年5月11日日曜日

マーケティングの本質とは


マーケティングとは普通、市場調査とか宣伝・広告を指しますが、資生堂の社長の魚谷さんは、製品・流通・価格・販促・広告などこれらのすべての経営要素をいかに組み合わせるかがマーケティングの本質だとおっしゃっています。そしてすべてのパーツを組み合わせるのに一番大切な要素は「人」で、「人のこころを動かす」ことが何よりも大切だそうです。(文藝春秋 2014年6月号より)
マーケティングは難しそうなので、私はいままでこの領域には入らないようにしていましたが、魚谷さんのコメントを読んで、深くて面白そうなところだなと思いました。

2014年5月9日金曜日

New COSOの第4構成要素「モニタリング」の2つの原則の内容


New COSOの第5構成要素「モニタリング」の2つの原則は次のような内容です。

(16) 組織は、選択した開発、および内部統制の構成要素が存在し、機能しているかどうかを確認するために、継続的かつ/または独立した評価を、選択し、開発し、および実行します。

(17) 組織は、内部統制の不備を評価し、必要に応じて、上級管理職および取締役会を含めた是正措置をとる責任当事者に、伝達します。

2014年5月8日木曜日

New COSO 第5 コンポーネント(モニタリング)の着眼点(Principle・原則)


上のスライドは、第5コンポーネント(モニタリング)の着眼点(Principle・原則)のイメージです。17の原則のうちの2つ(#16~#17)が第5コンポーネントに対応しています。

2014年5月6日火曜日

New COSOの第4構成要素「情報と伝達」の3つの原則の内容


New COSOの第4構成要素「情報と伝達」の3つの原則は次のような内容です。

(13) 組織は、内部統制の他の構成要素の機能をサポートするために、高品質かつ関連性の高い情報を取得、生成し、使用します。
(14) 組織は、内部的に、内部統制の他のコンポーネントの機能をサポートするために必要な内部統制の目的と責任を含む情報を、伝達します。
(15)  組織は、内部統制の他の構成要素の機能に悪影響を与える事項について外部関係者とのコミュニケーションを行います。

2014年5月5日月曜日

New COSO 第4 コンポーネント(情報と伝達)の着眼点(Principle・原則)

上のスライドは、第4コンポーネント(情報と伝達)の着眼点(Principle・原則)のイメージです。17の原則のうちの3つ(#13~#15)が第4コンポーネントに対応しています。

2014年5月4日日曜日

New COSOの第3構成要素「統制活動」の3つの原則の内容


New COSOの第3構成要素「統制活動」の3つの原則は次のような内容です。

(10) 組織は、目的の達成にむけたリスクを許容水準まで低減することに貢献するように、統制活動を選択し開発する。
(11) 組織は、目的の達成をサポートするためのテクノロジーに対する全般的統制活動を選択し開発する。
(12)  組織は、何が期待されているかを確立する方針と、その方針を実際に行動に移すための手順を通して、統制活動を配備する。

2014年5月3日土曜日

New COSO 第3 コンポーネント(統制活動)の着眼点(Principle・原則)

上のスライドは、第3コンポーネント(統制活動)の着眼点(Principle・原則)のイメージです。17の原則のうちの3つ(#10~#12)が第3コンポーネントに対応しています。

2014年5月2日金曜日

New COSOの第2構成要素「リスクの評価」の4つの原則の内容


New COSOの第2構成要素「リスクの評価」の4つの原則は次のような内容です。

(6) 組織は、以下の5つの目的に関連するリスクの識別と評価を可能にするために十分な明確さをともないつつ、目的を特定する。
1.業務に関する目的、
2.外部報告目的の財務報告に関する目的、
3.外部報告目的の非財務報告に関する目的 、
4.組織内部における各種報告に関する目的、
5.コンプライアンスに関する目的.

 (7) 組織は、全社的な目的を達成するためのリスクを識別し、そのリスクがどのように管理されるべきかを決定するための一つの基礎として、リスクを分析する。

 (8) 組織は、目的を達成するためのすリスクを評価する上で不正の可能性を検討する。

 (9)組織は、内部統制システムに重大な影響を与える可能性のある変化を識別し評価する。

2014年5月1日木曜日

New COSO 第2 コンポーネント(リスクの評価)の着眼点(Principle・原則)

 
上のスライドは、第2コンポーネント(リスクの評価)の着眼点(Principle・原則)のイメージです。17の原則のうちの4つ(#6~#9)が第2コンポーネントに対応しています。

New COSOの第1構成要素「統制環境」の5つの原則の内容


New COSOの第1構成要素「統制環境」の5つの原則は次のような内容です。
(1) 組織が誠実性と倫理的価値へのコミットメントを示しているか。 (2) 取締役会が、経営陣からの独立性を有し、内部統制の構築と運用の監視しているか。 (3) 経営陣は、取締役会の監視の下で、目標達成のための組織構造、レポーティングライン、および適切な権限と責任の在り方を確立しているか。 (4) 組織は目標達成のために必要な有能な人材の誘致や、能力開発、および人材の維持に対してコミットメントを示しているか。 (5) 組織は、その構成員個人に対して、内部統制に関する責任を有していることを明確に理解させているか。

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