2023年9月6日水曜日
2023年8月21日月曜日
東京駅中飲み屋街
東京駅の地下街は、まるで、飲み屋街のようだ。入ってみたくなる店がたくさんある。グランスタ地下北口の改札を外に出ない辺りにビールや日本酒やウイスキーがちょっと飲める所が多い気がする。値段は高そうだが、まあ東京駅中だし、最近の悪性インフレの中では、仕方ない。駅の中で昼間から自由に飲めるなんて。仕事帰りに居酒屋で一杯が習慣という中毒の人々も、だんだんと、駅中スタンドで一杯に変わってくるかも知れない。そうなると「駅」のビジネスにおける重要性は増すだろう。ビジネスは会社の為。会社は月給の為。月給は帰りに一杯酒を飲む為にあるのだから。
2023年4月29日土曜日
縄文時代に自分の家を自分で燃やす儀式について
以前、岩手県の縄文遺跡「御所野遺跡」を訪れた時に、縄文時代の人々は何らかの儀式として、自分の住んでいた家(竪穴式住居)を自から焼いた、と聞いたことがある。自分の家を焼いてしまうという事はどうしてだろうかと、私は長い間、不思議に思っていたが、『アイヌの世界観』という本を読んでいてハッと気づいたことがある。そこには、次のような記述がある。
『あの世とこの世は同じ --- アイヌは、人間は死後の世界においてこの世とまったく同じ姿をし、同じ生活を送ると考えるのである。このため死者の埋葬に際してあの世での生活に困らないように、男性ならば弓矢、煙管、タバコ入れ、マッチ、大小の刀、椀や盆、イクパスイ(捧酒箸)などを、女性ならば針と糸、衣服、機織り道具、杓子、柄杓、椀、装身具などを一部壊して副葬した。さらに、死者がとくに女性の場合には小屋を燃やし、あの世に送ったのである。バチェラーが記すように、「妻が死んだときには、夫は小屋を燃やし、妻とともにあの世に送らなければならない」と語るアエオイナの伝承が残る。』(『アイヌの世界観』(山田孝子著 講談社学術文庫)p.57〜58 )
もしかしたら、縄文時代の人々の、自分の家を焼いて死者と共にあの世に送り出すという儀式が、アイヌの人々にも継承されていたのかもしれないと思った。
そして、アイヌの人々が今日まで脈々と伝えてきてくれたから、現在に生きている私の疑問が一つ解け、縄文時代の人々の儀式だったかもしれない事の一つに、触れることができたような、そんな気がした。
アクセスの多い記事
-
正式名称は「P-THP」。Pはポリマー(高分子物質)で、THPはピラルビシンという抗がん剤である。ピラルビシンは、1988年に発売された古い抗がん剤。つまりP-THPとは、ポリマーにピラルビシンを結合させたものた。(BUNGEISHUNJU 2015.10 p324) P-TH...
-
コグート=シン指数は、ホフステッド指数の4つの次元を使って、国と国の間の国民性がどのくらい離れているか、その距離を計算し、指数化したものです。現コロンビア大学のブルース・コグート (Kogut, Bruce) さんとペンシルヴァニア大学のハビール・シン (Harbir, Sing...